高齢化社会に伴い介護施設も増えて、働きながらスキルアップがしやすいので、介護職の仕事を選択する人が増加しています。そんな介護職に向いている人には、特徴があります。まず、介護職は基本的に対人する職業なので、人とコミュニケーションを取ることが好きな人や関わることが好きな人は、介護職に向いていると言えます。また聞き上手であると、高齢者の方も接しやすく、体調の変化や日常の悩みなども話しやすいでしょう。コミュニケーション能力の高さは、施設利用者とのふれあい時だけではなく、他の介護スタッフとの連携にも役立ちます。また、地域との交流がある場合もあるので、利用者との橋渡し役を上手くこなすことができるでしょう。固定概念にとらわれずに利用者を観察できて、突然の急変などにも柔軟に対応できる人は介護職に向いています。また、看取りを行うような施設では、看取り後の気持ちの切り替えが重要になります。辛い経験を乗り越えながら、前向きに気持ちを切り替えることができるメンタルがあると良いでしょう。そして何より、身体介助を行うため体力が必要になる仕事です。シフトも不規則なので、自分の健康管理をしっかりできることは重要です。また、免疫力の低い高齢者の中で働くので、自分がウィルスを持ち込むことのないように注意が必要です。そして、認知症などの症状のある利用者と接することがある人は特に、根気と辛抱強さがあると良いです。丁寧な対応で、気持ちを理解していくことができると良いでしょう。